リノベーションとは?好みの間取りで部屋がつくれる!築年数30年超えでも満足できる方法です-③
こんにちは。「れもん石」です。
今回も引き続き、マイホーム購入の記事となります。
今回はいよいよ物件探し中のお話です。
まずはリノベーションする中古マンションが見つからないことには始まらないですからね(#^^#)。
物件探しスタート
営業のTさんにリノベーションの希望を伝えるところまで、前回書きました。(特定の人を思い浮かべて書いているのに営業さんだと味気ないので、今回からは営業のTさんと書くことにします(#^^#))
希望を伝えたあとは、Tさんからの連絡待ちです。数日経過し、Tさんからショートメールが来ました。内容は中古マンションの名前と住所、あとは次の週末にでも見に行きませんか?の確認でした。夫に週末の予定がないことを確認し、お願いします。と返信しました。
そして、次の週末。はじめての中古マンション見学に出発しました。現地集合です。
うちの家族は家族だけで、車で向かい、営業のTさんは不動産屋のSさんと一緒に登場しました。Sさんは普通に大手不動産会社の方で、うちが依頼したリノベーション業者さんとは提携関係にあるとのことでした。
で、1件目の見学開始、となる予定でしたが、中古マンションのカギを持っている方に連絡をしておいたはずなのに、カギが到着せず。。まさかの1件目、空振りでした。。実際の立地、外観、現状の間取りを外で確認し、興味があれば、再度日を改めて見に来ましょうか?と聞かれましたが、実際の立地が、不動産の情報上は駅から徒歩7分となっていましたが、いやいや絶対それじゃつかないでしょう。と判断できるくらいにはその周辺の土地勘がありましたので、とりあえず、ここはいいです。ということでその場をあとにしました。
次は2件目です。再び住所を聞いて、別々に車で移動し、現地集合。
2件目も、情報上は徒歩5分となってましたが、そこも絶対そんな時間じゃつかないよ。という感じでした。 (駅の地上出口からの距離だけでの徒歩時間換算ってどうにかならないんですかね。。地下鉄の場合、改札出てから地上出口まで結構かかるケースもままありますよね。)
まぁ、駅からの所要時間はさておき、今度は中に入れるので、今度こそ初の中古マンション見学です!
2階の角部屋でした。広さは十分だったと思います。Tさんがさくさくと既存の設備を見て回り、給湯設備の年数を確認して、まだ使えますね。窓はペアガラスに変えた方が良さそうですね。などと言いながら、部屋の中を確認していきました。
リノベーションするつもりなので、間取りやキッチン設備を確認する必要はないのですが、窓や、構造上はずせない柱などはあるので、そういうところを重点的に見ていきます。あと、窓の外も確認しました。幹線道路ではないですが、わりと近い距離に道路が見えました。人も普通に通りそうな感じで、昼間はよいとして、夜間の防犯面が若干気になりました。
そうこうしているうちにTさんがざっくりとしたローン総額や、月々の支払額を見積もってくれました。ペアガラスや給湯設備の交換などは、面積に応じた定額制の範囲外なので、別途費用が発生します。そのあたりを現地で見て、見積もりに反映してその場で見せてくれたわけです。やることが早いですよね。びっくりしました。
定額制の範囲については、業者によって異なると思いますので、個別に確認が必要かと思います。
で、広さもそこそこあるし、悪くはない物件だと思うけど、どうですか?と聞かれたのですが、個人的にはそこまでしっくり来ておらず、駅からの距離が実際は結構あるって想像がつくので、ここはやめておきます、ということにしました。
どこがどう悪い印象だったのか、その当時、言葉にはできなかったのですが、今にして思えば、家の中が暗かったせいで印象が悪かったのかな、と思います。
空き家なので、照明器具がなかったりして暗いせいでは?と思われるかもしれませんが、いや確かにその可能性もなくはないですが、個人的には窓の位置や大きさと方角だったのではないかと思います。窓が極端に少なかったことはないですが、光の入り具合、家の中心への採光が言葉にはできないレベルで気になったのではないかと。
この辺りの判断は難しいところですが、私としては、大きな買い物なので、悪くはなさそうというだけで決めることは無理でした。もやもやした気持ちで決めてしまったら、あとあと後悔しそうなので。選ぶときにはやはり、ここにする!という気持ちを持って決断したかったのです。
それに、まだ2件目でしたし、まだ様子見してもいいだろう。という感覚もありましたし。
2件目のところを断った後、Tさんがほかにもリストアップしていた物件リストに目を通しながら、物件探しの状況報告を受けました。
紙ベースだったので、順番に見ていきました。
1枚目、ライオンズマンション、割と新しめ。何か備考的なコメントが書いてある・・・。事故物件でした。何となく、やっぱり、遠慮します。って感じでした。全くそんなこと気にならないよー。っていう方は、最初にそんな物件でもOKです!って伝えて置いたら、意外と早期に見つかるかもしれませんね。
2件目、確実に駅近で、個人的にはそこ良いのでは?と思いましたが、Tさん曰く、3LDKを希望しているなら、この面積では難しい。とのことでした。そういうのは、一般人では判断難しいですよね。 で、そこも見送りでした。
あと、数件ありましたが、どこも3LDKを望むにはちょっと手狭。という感じでした。Tさんから現状、手ごろな物件はこれだけなので、また次、情報が出てきたらご連絡しますね。ということで、この日は終了となりました。
中古マンション自体はたくさんあれども、3LDKを希望するとそこそこの広さが必要で、さらに駅近で、あとうちが出せるローンの総額から換算すると、中古マンションの購入に充てられる額面は〇〇〇万円までと制限がかかるので、そのすべての条件をクリアする物件となると意外に限られるようでした。
本当にないのかな?
自分でもネットで検索してみましたが、うちが中古マンション購入に充てられる額面を意識して検索すると、確かに見つかりませんでした。+100万、+200万と予算を上げられれば簡単に見つかるんでしょうけどねー。ローンの総額を上げることは、長い長いローン期間の生活を圧迫してくるでしょうから、そこは無理は無理。と思いまして、おとなしく、Tさんからの次の情報を待ちました。
次の連絡は少し間が空きました。2週間か、3週間空いた気がします。(次の連絡で決めてしまって、以降とんとんと進んでしまったので、そこの情報待ち期間の記憶がおぼろげです。。)
また、ショートメールでマンション名と住所の連絡が来て、その週の週末に見に行くことになりました。 前回はなぜか思いつかなかったのですが、このときは事前にストリートビューで周辺や外観を確認してから、現地に向かいました。
今回は駅近の条件は納得できる条件を満たしていて、かつ、駅周辺の土地勘もあったので、よい物件だといいなーと期待を込めて見に行きました。
まず、外観はストリートビューで見たままで、レンガ調な外壁で最近はこういうマンションないよね、という意味の古さはありますが、レトロな感じもして悪くはない。という印象でした。
エレベーターに乗って物件のある4階へ移動。エレベーターは何年か前に取り換えたらしく、築年数は30年超えでしたが、エレベーターは新しかったです。廊下など共用部もきれいで清掃など、管理がきちんとされている印象でした。
そして、いよいよ対象の号室に入ります。わー、広い。が最初の印象でした。元々が3LDKの間取りになっていて、十分な広さがありました。角部屋ではないので、窓のある面が限られていましたが、窓が大きかったです。窓のある方は片側2車線の幹線道路に面しており、向かい側にもマンションはありましたが、道路がある分開けているので採光に支障はない感じでした。
うちの希望であるお風呂も、この物件がそもそも一坪タイプだったので問題なく。あと残るはお金の問題です。
前回同様、Tさんがざっくり見積もりを出してくれました。ローン総額は少し予算をオーバーしていました。オーバー額は2割、3割くらいで、決めたいけど、うーん、ちょっと厳しいかな・・・。無理するか、諦めるか。すぐには決断できません。
そんなとき、今回も帯同してくれていた不動産屋さんのSさんが、売り手の代理人としていらっしゃっていた不動産屋さんに値下げ交渉をしてくれました。その場で、売り主さんに連絡してくれて、なんと90万円下がりました。こんな数分のやりとりで下がるものなんですかね。経験値がないので、これが普通のことかは判断できませんが、うちにとっては、追い風となりました。
この物件自体が売り出し直後で、不動産情報として出回っていない状況で(詳しくはわかりませんが、ネットで検索とかできる状態になる前の一部の人しかしらないよ、という期間があるらしいのです)、売り主さん的にもセカンドハウスだったので、値下げに応じやすかったのかもしれません。
ローンとなると、100万違うと結構違ってきますので、予算オーバー感は少し、和らぎました。でも、まだすぐには決めにくいです。
今日は決めなかったら、どうなりますかね?
聞いてみたところ、当然、これから情報が公開されていき、当然ながら、よい物件は早く買い手がつく。おそらく、この物件はほどなく買い手が着くと思いますよ。とのことでした。一応聞いてみたものの、予想通りの回答でした。やっぱり、そうなりますよねー。という感じです。
もう一度、周囲を見回し、駅までの道筋、駅からの交通アクセスを想像し、マンションの管理状況(外観、共用部)を思い出し、ここで良いかと自問自答。夫は私がよければいいよ、という状況だったので、あとは私が決めれば、決まる状態です。
もう一度、窓から外を見て。
「ここにします」と回答しました。
決めてしまいましたー!!
見に行ってから、小一時間ぐらいの出来事です。冷静に考えるとよくそんな短時間で決めたね。と我ながら思わなくもないですが、2件目を見に行ったときの、何となくここには決めたくないという感じとは逆に、この決めた物件のときは、ここにしたい。の感じが強くありまして、多少予算オーバーとなりましたが、決めちゃいました。
契約
とりあえず、確実に買う意思を示すため、その証となる契約書を書きました。手付金も入れた気がしますが、確実に今日決めるというつもりで見に来ていないので、Tさんに建て替えてもらった気がします。すみません。この辺も記憶があいまいです。決めてしまったー!という心の動揺があったのかもしれません。。
そのあとは、うちの側である不動産屋さんのSさんと、売り手での代理人である不動産屋さんでやりとりしてもらって、私達はただ、待ってました。
やりとりが終わって、仮契約のようなものが完了しました。
実にあっという間の出来事です。本当の契約、売買については各種書類も必要ですし、後日連絡します。ということで、その日は終了です。
決めたいと思って決めたものの、本当に大丈夫だったかな、ここで、とちょっと後ろ向きな気持ちも持ちつつ、帰路につきました。
これで、リノベーションのスタートラインに立ちました。次の記事からは設計時の出来事について書こうと思います。
ここまで読んで下さってありがとうございます。何だか、不要な情報も多いかもしれませんね。気づけばなかなかの文字数です。。
リノベーションへの興味が出てきましたでしょうか?(#^^#)
次の記事から設計時のお話を書こうと思ってます。下記バナーのサイトさんでは事例も結構あります。楽しいおうち作りの一歩に覗いてみてはいかがでしょう。(#^^#)
【中古リフォーム】新築がすべてではない。【LOHASstudio】
また、機会がありましたら、続きの記事も読んで頂けると幸いです。では。
リノベーションとは?好みの間取りで部屋がつくれる!築年数30年超えでも満足できる方法です-②
こんにちは。「れもん石」です。
マイホーム購入に関しての続きの記事となります。
前回の記事についてはこちらからどうぞ。
今回の記事は実際にリフォームされた物件を見学するところから、営業さんに希望を伝えるところまで、となります。
完成披露している物件を見に行く
講習会に参加後、夫と相談し「中古マンションを買って、リフォームして住む」方向でマイホーム購入を考えていくことに決めました。
講習会を開催している業者さん(うちが依頼した業者さん)では、不定期ではありますが、ある程度の頻度で完成した物件の内覧会を行っていることを、講習会参加時に知りましたので、見に行ってみました。
初のリノベーション物件の見学です。
(突然ですが、以降リフォームではなく、リノベーションという言葉に変えますね。最初はリフォームと書いた方がわかりやすいかと思いまして、リフォームとしてましたが、うちが行ったのはリノベーションの方なので、この辺りで言葉を替えさせていただきます。ちなみにリフォームは現状復帰で、リノベーションは作り変える意味だそうですよ。)
見学には2件行きました。2件が多いか少ないかは、人によって感覚が異なるかもしれませんね。
私としては、2件見せてもらって、「本当に中身は新築の住宅だ!」ということが、実感できましたので、こんな感じでリノベーションできるんだなー、と思うには十分な見学でした。
で、実際に見学させて頂いたお宅ですが、モデルルームというわけではなく、依頼主がいらっしゃって、その方の希望するお宅なわけでして、やっぱり普通のマンションとは色々違います。 自分のマイホーム購入は抜きにして普通に楽しく、新鮮な気持ちで見させて頂きました。
1件目のお宅は、女性の一人暮らしのお宅でした。
元々2LDKのお部屋を1LDKに変更し、寝室と大きめなリビングダイニングという感じで、廊下の天井付近をアーチ状にしてあったり、アイランドキッチンだったのですが、その側面に棚がたくさんあったり、結婚するより、シングルライフを満喫します!って感じの女性らしさあふれるお宅でした。
で、順番が前後しましたが、お宅に入る前には、当然、マンションの外観を見るわけです。築年数は確か30年越えだったはずなので、外観はまぁ、やはり、それなりに古い感じはしますね。で、マンション内の廊下なども当然古い感じは受けますね。その状態から、見学するお宅のドアを開けると、一気に新築なわけです。
おぉー、これがリノベーションというものかー。と心の中で言ってました。(説明係りの方がいますので心の中に留めました。。)
外観や、共用部が古すぎるのはやっぱり嫌という方には難しいかもしれませんが、私的にはこんな素敵な新築のおうちに住めるなら、外観はどうでもいい、とまでは言い切れませんけど、ある程度の古さは許容できる。ぐらいには思いました。
次に2件目のお宅ですが、2件目の見学に行く頃にはだいぶ心が決まっていたので、業者さんの営業さんに連絡済みで、見学ついでに営業さんとそのお宅で、少しお話をする予定になっていました。
2件目のお宅は、ファミリーでお住まいになる予定での設計となっており、専有面積自体はさほど大きくはありませんでしたが、床を無垢材にしてあったり、壁に天井までの折り戸の収納があったり、やはり、2件目のお宅もこだわりを持って設計されたお宅だな、という感じでした。 あと、この2件目のお宅で、今もうらやましく思っているスペースがあったんです。 そのお宅としては、デットスペースの有効活用的な感じであったようなのですが、大きめの窓の場所に1畳ほどの空間が区切ってありまして、サンルーム的な物干しスペースとなっていたんです。
うちは窓の位置的にこれを真似することはできなかったんですけど、今でもいいなーと思い出します。(うちは外干しする気がないので、洗濯物が目に付く場所にあることがよくあるんです。。)
2件とも、とても素敵なお宅でした。見学に行って本当に良かったです。写真と実物はやっぱり別物です。 写真では天井までの高さや、奥行きを実感するのは難しいですからね。 個々の工夫を実際に見るのは、自分の家の検討にも役立ちますしね。
営業さんに予算や間取り希望を伝える
見学も終わったところで、営業さんと希望するリノベーションについて、いざ、お話タイムです。
担当してくれた営業さんは、女性の方で、お子さんもある程度大きくなっていて、バリバリ働いてます、というハキハキした方でした。
だいたい、質問してもらって答える形で希望を伝えたように記憶してますが、やりとりした内容は下記のようなものです。
・部屋数はいくつ欲しい?
・マンションの立地の条件は?(決まった路線の沿線希望とか、駅近とか)
・築年数の制限は?(40年以上は嫌など)
・駐車場は必要か?
・マンションの階数の希望はあるか?(1階はNGなど)
・ローンの上限はどのくらいか?月々どのくらいの返済が可能か?
・特にこだわりたい家の中の設備はあるか?
このときにやり取りした内容は、こんな感じで、うちの希望としては、3LDKで、駅近5分以内、2階以上で、大きめのお風呂にしたい。と伝えました。
急にお風呂だけ、やけに具体的ですが、これは先に伝えておいて正解の希望事項だったんです。言ったときにはそんなこと知りませんでしたけど。(#^^#)
最近の新築物件は別ですけど、マンションのお風呂って築何十年の場合は大抵サイズは小さめらしいんです。大人が足を伸ばすのは無理なサイズが基本の時代に作られているので。で、リノベーション時にいくら大きなお風呂(湯船)を入れたいと思っても、お風呂のユニットといいますか、水回りの構造的に、大きめサイズ(一坪タイプ)のお風呂は入れられないケースがあるらしいです。 なので、お風呂サイズに重点を置くなら、それが可能な物件を選ぶ必要がある。とのことでした。
たまたまですが、口にしておいてよかった希望事項でした。
うちの場合は、リノベーションする気はあっても、家の中の設備、間取り、収納など、この時点では具体的にイメージすることはできていなくて、これ以上の細かい希望は出てきませんでしたが、もし、必須ではなくても、可能であればこうしてみたいとか、思い描くものがあるのであれば、物件選びに影響を与えるかもしれませんので、早めに伝えておいた方がいいかと思います。
あと、記事を書いていて思ったことですが、やはり「こうしたい」ということを実現できるかどうか判断するのは、一般人には難しいことがあるかもしれませんね。うちの場合は、物件探しから一緒にしてくれる業者だったので、この辺は助かりましたが、物件は自分で探して、リノベーションするところから依頼、となると決めた物件では、「こうしたい」ができない可能性がありますよね。
設備的に強いこだわりはなく、予算少なめに新築のマイホームが欲しい。という場合は自分で物件探しをするのもありかもしれませんが、色々したいことがあって、リノベーションを希望する。という場合は、物件探しから一緒にしてくれる業者さんを探すところからスタートした方がいいのかもしれませんね。
読んで下さってありがとうございます。
機会がありましたら、次の記事も読んで頂けると幸いです。では。
<おまけ>
リフォームとリノベーションの違いをもう少しだけ。。聞いたままのお話ですが。
リフォームは例えば、年数がたってキッチンが古くなりましたので、キッチンを新しくします。ということが該当するそうです。古くなった設備を新しくして、初期の状態(新しかった状態)に戻す、現状回復する、というのがリフォームだそうです。
対して、リノベーションは別なものに作り変えましょう。ということらしいです。例えば、キッチンの場所を替えましょう。3LDKを1LDKに変えましょう。という家という構造を変更するのが、リノベーションとのことでした。
なので、2部屋を1部屋に変えるけど、他の場所は変わりません。というくらいの変更だとリフォームともいえるし、リノベーションとも言える。のかもしれません。
以上、おまけでした。(#^^#)
<おまけ2>
リフォーム会社さんからではなく、不動産屋さんからアプローチするのもありですよ。中古+リノベーションの場合、必然的にどちらの会社さんにもお世話になりますので。
思い立った時が吉日?2~3年のうちに・・・とぼんやり思っているぐらいの方でしたら、情報収集は早めにしておくと、計画が立てやすいと思います。中古マンションと言えども高額のお買い物です。良心的な会社さんなら、ぐいぐい早期に決断を迫ってくることもないと思いますし、少しアプローチしてみて依頼する会社さんを見極めておくのも自分のおうちの為に良いことかと思います。(#^^#)
リノベーションとは?好みの間取りで部屋がつくれる!築年数30年超えでも満足できる方法です-①
はじめに
こんにちは。「れもん石」です。
マイホームの購入って、多くの人にとって人生の中でも上位に入る大きな出来事ですよね。私にとってもそうでした。
でも、一方で家族構成が違ったり、家の中にはぜひこれが欲しい!とか、マイホームに求めるものは人それぞれではないかと思っています。
私(うちの家族)の場合、こんな感じでしたよ。と書いてみることで、今後マイホームの購入を考えています。という方のお役に立つこともあるかと思いまして、記事にしてみました。
うちの場合、購入したマイホームは「中古マンション+スケルトンからのリノベーション」物件となります。
マンション購入は新築or中古?
マイホームの購入にあたり、ざっくり方向性を考えると、
「新築」か「中古」?
「戸建て」か「マンション」?
という選択肢を思い浮かべました。
うちの場合、めんどくさがり屋の為、戸建てにすると庭の手入れはしないで、雑草ぼーぼー。となることが即座に予想出来たため、「マンション」を考えました。
次に考えたのが「新築」か「中古」か、ですが、やはりこの判断には時間がかかりましたね。。漠然とやっぱり新築の方が綺麗だし、耐震性とかきちんとしていそうだし、良さそうかなーと思い、まずは周辺で売りに出ていたり、建設予定のあるマンション情報をチェックしてみました。
そこでまずネックとなったのは設備やら、間取りやらよりも「・・・高いな」という金銭的な問題でした。
最低の価格帯なら何とかローンは組めそうな気もするけど。そんなぎりぎりな感じでローン組んでしまうと、先々何かあったときに厳しいかも。そんな思いが浮かび、チェックした物件はひとまず保留としました。
新築の方を保留としたので、次は中古の方を考えてみようと、周辺の中古マンション情報を見てみましたが、いっぱいありすぎて全く判断つかず。でした。。
築年数見ても、新しめなんだな。古いんだな。としか思えないし。
専有面積70㎡とか見ても、今の住まいと比べてどのくらい違うのか全然ピンとこないし。
管理費や修繕積立金の額が高いのか、安いのかもピンとこないし。
などなど、はじめのうちは目に入る情報はたくさんあっても、候補として実感することはまったくなかったですね。 賃貸で暮らしているうちは不動産情報にはまったくご縁がなかったので、まぁ当然のことでしょうか。
そんなこんなで、不動産情報に疎いまま、「中古」「マンション」とかで検索を続けていると、そのうちにリフォームという文字が目に入ってきました。
そのときにはじめて、「中古マンションを買って、リフォームして住む」という選択肢もあることを知りました。
現在は、こういう選択肢も周知されてきている気もしますが、うちが検討した当時は今ほど一般的ではなかった気がします。
でも、探すとそれなりに「中古マンションを買って、リフォームして住む」についての情報も見つかり、個人的には外観は古いけど、家の中は新築という点に魅力を感じ、以降「中古マンションを買って、リフォームして住む」方向で検討を進めました。
あと、この頃ににはじめて「スケルトン」とか「リノベーション」という言葉を知りました。
マンションリフォームの講習会に参加
「中古マンションを買って、リフォームして住む」方向で情報収集した結果をまとめるとこんな感じでした。
・家の中は新築!!
・駅近物件に住める(駅の周りは新築よりも中古物件がいっぱい)
・家の中が新築同然なので、何かの事情で家を空ける際に賃貸に出しても需要が見込める
・マンションの管理組合が成熟している(もちろん、きちんと運営されているかチェックは必要)
・管理費や修繕積立金が明確
・同じ専有面積なら、新築よりも安価
・基本的に間取りは完全に自由(マンションにより制約がある場合もなくはない)
・実際の部屋に入って、騒音、日当たりのチェックが可能
覚えているところではこんなところでしょうか。
他にも思い出したときには追記しますね。
こんな感じに情報を確認して、中古マンションでいいかも。と新築よりも心が傾いてくると、実際にいくらかかるだろう? が気になってきました。
中古のマンションの購入費+リフォーム費用+その他諸費用=合計は???
中古マンションの価格は割とはっきりわかりますが、リフォーム費用と諸費用はまったく知識がなく、具体的に月々どのくらいになるのかなんて想像もできませんでした。
そろそろ、一人で考えるのは限界かな?
専門知識のある人から情報を得たいなという気持ちが大きくなってきました。
ネットで情報収集している間に、頼むならここにしたいかなー。という思いも出てきていたところに、リノベーションについての講習会?のようなものが、その興味を持っていた会社さんで開催されることがわかり、参加することにしました。
この辺りから、マイホーム取得が想像から現実になってきていた気がします。
やっぱり、業者さんに接触するところが、”現実的に”検討に入る第一歩かと思います。
で、参加した講習会ですが、結論として「参加してよかったです」(#^^#)
こういう場で得られる情報というのは、もちろん、それぞれの業者さんによって異なると思いますので、この記事で書く内容はあくまでも参考情報としてくださいね。
講習会で聞いた内容はこんな感じです。
●中古物件は自分で探すのか?
→個人で探すのはもちろん問題なし。私が依頼したリフォーム業者さんは物件探しから一緒にやってくれるところでした。一般的に一緒に探してくれるところが多いのか、少ないのかまでは存じあげません。。
●リフォーム費用はどのくらいかかるのか?
→このリフォーム業者さんの場合は、面積当たりいくら、と基本額が決まっている定額制でした。定額制のメリットは、中古マンションの面積により、おおよその概算が出せることにより、物件選びの段階でローンの返済額がおおよそわかり、購入可能かの判断がしやすいことにあると思います。
定額制と聞くと、間取りや床材、壁紙など制限がつくのかも、と想像される方もいらっしゃるかもしれませんので、聞いたままの情報を書いておきますね。戸建て(木造)の建物の場合、リフォームはふたを開けてみないと得たいがしれないところがあるらしいのですが(梁が足りないとか、土台がダメになっているなど)、鉄筋コンクリートの躯体であるマンションの場合、そのような心配がないので、間取りや床材などをリフォーム依頼主の希望で設計しても、定額制の状態で元は取れる。ということらしいです。
この辺は、うちが依頼した業者さんと、他の業者さんがまったく同じシステムということはないと思いますので、個別に確認をすべきと思います。
●工期はどれくらい?
→うちが依頼した業者さんの場合、中古マンションの物件が確定後、設計等に入り、大抵は着工してから、2か月後くらいの引き渡しと聞いており、うちの場合もだいたいそんな感じでした。どんな打ち合わせをしたかは、また別の記事に書きますね。
●ローンは組める?
→これも、もしかすると業者さんによるのかもしれないですが、うちの場合は中古マンション購入費、リフォーム費用、諸費用含めて合計でローンを組めました。ただし、指定の金融機関はありました。ちなみに、今の減税の知識がないですが、うちの場合は、ローン全額のうち、リフォーム費用分については住宅ローン減税?(すみません。名称がはっきり思い出せません)の対象となってます。
私の場合、講習会に参加して一番良かった点は、ローン返済の具体例が聞けたことでした。このくらいの面積で、頭金はなしで、この金融機関の利率の場合、月々はこの額。とそんな計算式の書いた資料を見せて頂きまして、一気に「購入した場合」の実感がわきました。
この講習会の後、夫とこの方向で進めたいんだけど、と話をし、少ししてから営業さんにコンタクトを取りました。
ここまで読んで頂いてありがとうございます。以降のことは、次の記事に書こうと思います。始めは1記事ですべて書ききるつもりだったのですが、思いのほか文字数が増えまして、分割して記事にすることにしました。この後は、下記のような内容を書く予定です。
・完成披露している物件を見に行く
・営業さんに予算や間取り希望を伝える
・物件探しスタート
・契約
・設計の担当者さんと打ち合わせ
・コーディネーターさんと打ち合わせ
・最終打ち合わせ
・工事着手
・引き渡し
・アフターサービス
・最後に
機会がありましたら、続きの記事も読んで頂けると幸いです。では。